JICA海外協力隊には2次試験合格後に「派遣前訓練」というものがあります。
長野の駒ヶ根もしくは福井の二本松でJICAの訓練施設で、派遣先で使用する語学訓練や活動に必要な訓練、予防接種などをおこないます。
期間は70日くらいです。
派遣前訓練ではいくつか試験があるらしく、それに合格しなければ派遣されないらしいです。
おそらく、真面目に訓練に参加したら合格するとは思いますが、毎回何人かは不合格になっているようです。
そんな訓練に参加するまで残り2ヶ月になり、どのような状況であるかを紹介します。
書類提出
訓練開始の4ヶ月前くらいからさまざまな書類の提出をします。
健康診断書や履歴書、交通手段、過去の予防接種歴などの書類を提出します。
この書類提出がなかなか面倒で、筆者はそこそこ苦痛でした。
なんでこんなに大変なんだろうか考えたら、「書類をダウンロード」「書類と一緒に提出する他の書類の準備」「印刷」「記載」「必要に応じて他の機関との連携」など、書類を一つ作るのにいろんなタスクがあります。
また、書類の種類によってそれらは異なるため結構なストレスです。
全てPCだけで完結できればいいのですが、そうはいきません。
書類の提出期日はさまざまありますが、筆者はスペイン語の課題以外は全てまとめて提出しました。
プリンターが家にある人は多少楽だと思いますが、無い方は計画的にコンビニに行って印刷する必要があります。
早め早めの行動が必要です。
語学・専門の勉強
派遣国や職種によってこの時期の勉強濃度は異なると考えられます。
筆者の場合は「任地の教員に授業を教える、もしくは実際に授業をする」という役割なので語学力はかなり重要です。
勉強にはフライングがないというどこかの本に書かれていたことを考えて、2次試験が合格後すぐにスペイン語の勉強を始めました。
しかし、全くと言っていいほど喋れません。
語学の勉強が本当に苦手で全くだめです。
しかし、語学の勉強は人の3倍くらい勉強時間が自分には必要だということを改めて知れたのでよかったです。
また、語学の勉強と個人事業を行っていたため、7ヶ月くらい高校数学に一切手をつけていません。
これからスペイン語の勉強と高校数学の内容を再度頭に入れることを重点的に行いと考えています。
訓練まで2ヶ月|まとめ
書類提出はしていますが、派遣された後の活動に関する準備が全くできていません。
訓練までにある程度準備して、訓練中も語学だけでなく「数学」「教育」について勉強しなおします。